あなたの職場にもこういう人いませんか?#世界自閉症啓発デー
あなたの職場にもこういう人いませんか?#世界自閉症啓発デー
こんにちは、シニアブロガーこと@kenkazu2です。
2015/04/02から世界自閉症啓発デーが始まりました。今日から8日までです。
世界自閉症啓発デーとは、世界の人々に自閉症や発達障害の事を知ってもらい理解し、お互いに暮らしやすい社会を作っていこう言う啓発活動の事です。
発達障がい(自閉症)と言っても障害の種類はさまざまあります。ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)、アスペルガー、知的障害など、これらの障害により社会では生きにくさを感じている人も多数います。*1
私の息子の障害は、アスペルガーと学習障害、軽度な知的な遅れなどがみられます。市町村の検診で、同じ年の子と比べると発達に関して遅れがあると聞かされました。そして無事療育手帳にてC判定を頂きました。今のところ、IQも年齢に比べるとちょっと下ぐらいです。
判定された事については、私はあまり気にしてません。逆に、色々と障がいについて学ぶ機会増え、良かったと感じます。
今こう言った発達障がい、または疑いがある子供はクラスの中に2~3人は居るのではないかと言われてます。もしかしたら、今春卒業した新入社員の中に、あなたの勤める会社に入社してくる可能性があると思う。見た目には、普通の人と変わらないので気づかない場合も多いです。
しかし、職場に配属されて付き合っていく内に、まわりには理解し難い行動をとることがあり、段々と偏見の目でみられ、その内仲間外れにされる場合もあります。発達障がい当事者は「なぜ?私だけ?」と「どこがいけないの?」と悩み苦しみ会社をやめ人間不信に陥り2次障がい「うつ病」を併発する方もおられます。
もし、新しく配属された新入社員の中に、普通の人とちょっと違った人を見かけたら、あなたなりの支援を工夫して温かい目で見守ってあげて下さい。
どんな支援?
支援の方法にも、個人が持つ障がいの種類によっては支援の方法が異なりますので、このブログでは、社会に出て会社に入社し同僚、先輩、上司とのコミュニケーションについて簡単ではありますが、支援のコツを書きます。
会社の中では、何より大切なのは職場でのコミュニケーションじゃないかと思うのです。でも、障がいのある方にはこの「コミュニケーション」の取り方が上手くいかない人が多くいます。
俗に言う「空気が読めない」と世間では言われてます。
それは、ちょっと違うと私は思うのです。私は、その場の雰囲気や、まわりの人の感情をつかむのが苦手なのだと思う。苦手ゆえに場違いな発言してしまうのだと。そういった時は、あなたが「今〇〇なんだよ」状況を説明してあげて下さい。さすれば少しでも周りの状況がつかめると思います。
それにともない、SNSやメールも有効です。職場内だけのFacebookを作成し、お互い情報を発信し共通の話題を持つのも良いでしょう。また会話が苦手な人もいるので、メールで送って後で返事を待つのも良いと思います。喋るとトンチンカンな事しか言わない人が、文章ではしっかりしたことを書いてくる人もいます。
仕事ができない人には
仕事の手順をいくら口頭で言ってもわからない人には、写真やビデオ等で視覚支援し説明すると理解が進む事があります。手順は覚えた彼らは真面目に手順通りの仕事をするでしょう。しかしそれが仇になる事もあります。
手順通りの仕事をしている時に、突発的な仕事が入るとそこでパニックに陥る事もあるでしょう。彼らは臨機応変に対応する能力も不足してます。また「キリのいいところで」と曖昧な指示をだすと、キリのいいところがどこまでかわかりません。キリのいいところを明確にしてあげることも重要です。
手順を教える時に、突然の仕事も入る事もあるのを教えておくのも手だてでしょう。
環境への配慮
発達障がいの方には、音や視覚が敏感な方がいます。周りがうるさいと、仕事に集中できなくなり耳を塞ぐ人もいるので、そう言った時は静かにしてあげるかイヤーマフの使用を認めてあげて下さい。視覚の敏感な人なら、照明など調整して下さい。
簡単ではありましたが支援の方法です。
中々面倒な事だけど、あなたの支援が彼(彼女)違の将来を決めると言っても過言ではありません。温かい目で気長に見守って欲しいと願います。
関連記事
皆さんが書かれた啓発記事です。素晴らしい内容が書かれているので是非
http://iatrus.hatenablog.com/entry/2015/04/01/133352iatrus.hatenablog.com
http://yomcka.hatenadiary.jp/entry/2015/04/01/151825yomcka.hatenadiary.jp
23. 世界自閉症啓発デーにかける思い - 発達診療の窓から
http://ameblo.jp/kuitchusan/entry-12008887599.htmlameblo.jp
nanaio さまの記事からリンクを貼らさせて頂きました。もし私も書いているよ〜とご意見があれば是非コメント欄で教えて下さいね。皆様が書かれた記事を読むだけで、きっと発達障がいや自閉症に理解が深まると思います。
あとがき
今回は、発達障がいについて書かせて頂きましたが、身体に障がいを抱えている人にも、あなたのちょっとした支援が健常者との架け橋になります。
もう少し色々な情報を載せたかったのですが、中々時間が取れませんでした。載せようと思うと、啓発週間が過ぎてしまうのでね
機会があれば、ブログの中で情報を発信しますので期待せずお待ちください。
*1:各障害の意味についてはネットで検索してみて下さい。